毎日がプロローグ

✳︎はみだした日常✳︎ 日常と非日常の狭間で、感性が研ぎ澄まされてゆく物語。

『あなたは〇〇代表』

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もうすぐアジアプロ野球チャンピオンシップが始まり、日本代表として侍ジャパンが試合をしますね。1戦目は韓国、2戦目は台湾と戦うみたいですよ。


侍ジャパンは色んなチームから召集を受けた選手たちが集まり日本代表として戦いますよね。彼らは日本という国の代表として誇りを持って戦っていますし、見ている僕らもそれを分かった上で応援していますよね。

 


ただ僕の中では、応援している人たちも色んな場所で日本代表として見られているんですよね。


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タイトルに〇〇代表と書いてますが、これは世の中にある全ての『所属やくくり』のことを指します。

 

例えば
スポーツ選手、野球選手、高校生、男性、女性、東京都、日本人、、、


このように、世の中の全ての人は知らず知らずの内に、色んなくくりの中に所属しています。

 

 


僕で例えると、
人類
アジア人
日本人
福岡出身
大学生
看護学
バレーボール経験者
旅人

21歳
ヒッチハイカー
ホームレス
居候
車の免許所持者
ビール好き
金麦をよく飲む人
孤児院でボランティアしてた人
カメラマンのアルバイター
記事を書く人
旅の引率をする人
バリ島に家を借りてた人
海好き
映画好きな人
写真好きな人
フットワーク軽い人
変な人
フランスで死にかけた人
スペイン巡礼した人
1000キロ歩いた人
海外が好きな人
バックパッカー
イメージが夏
初海外がカンボジア
初海外が19歳
フィリピンに行った人
タイに行った人
台湾に行った人
シンガポールに行った人
マレーシアに行った人
インドに行った人
インドネシアに行った人
バリ島で2ヶ月住んでた人
セルビアに行った人
ハンガリーに行った人
ブルガリアに行った人
ドバイに行った人
コーヒー好き
麝香猫飲んだことある人
サーフィンした事ある人
年越しを海外でしてる人
千羽鶴届けてた人
11月11日ポッキー配ってた人

 

 

 


パッと思いついただけですが、50個ぐらい思い浮かぶんですね。これはいつも頭の片隅に「〇〇代表だ」という意識を持っているからです。

 


でも実は、皆さんもたくさん所属しているんですよ。

 


ちょっと今1分ぐらいでいいので、思い浮かべて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうですか?結構思い浮かびましたか?


ただ、ここでみなさん疑問に思う事があると思います。

 


「いやいや、自分には関係なくね?」
「私が日本代表なの?」
「代表なんて器じゃないし」
「その意識を持ってどうなるの?」

 

 

 

それらに対してこれから

  • なぜ意識することが必要なのか。
  • 〇〇代表を意識すると、どのようなメリットデメリットがあるのか。

 

これらを噛み砕いて説明していきます。

 

 

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僕は、今ではだいぶ代表意識が身体に染みついてきました。それによって行動が変わっているのですが、

 

『なぜ代表意識が必要なのでしょうか?』

 

 

例えば、海外にいる日本人というくくりで例えると

 

 

旅行好きな人なら誰しもが憧れるウユニ塩湖。ですがそのウユニ塩湖で、日本人の一部の人の行為によって日本人の評判が悪いという実際のお話があります。
(http://ishulife.com/post-529/)

 

ですが、同じく地球の反対にあるブラジルにおいては、サッカーの試合後に日本人サポーターが掃除をした事によって『日本人は規律の見本、教養がある』などという日本人のイメージに繋がったのです。
(https://www.neymar-fan.com/5923.html)

 

 

 

 

『なぜ代表意識が必要なのか?』

自分が周りからどのように見られているか、意識できる

自分に責任感が生まれる

日々の行動が変わってくる

外部からの所属やくくりへの評価や結果が変わる

自分以外の所属の評価も変わる

自分の行動は他人にも関わってくることを自覚する

 

という風になってくるわけです。

 

 


(これを意識しないで行動するのか、意識して行動するのかによって変わってきますよね?)

 





 

ですが2年前まで普通に生活してて、代表意識なんてのも無かったですし、そんな器じゃないとさえも思っていました。

 

そんな僕でしたが、海外を旅したことによって自分の属しているくくりを意識をする事ができました。

 





 

よく、海外を旅した人からは

「自分が日本人だと再確認した」という言葉を聞きます。

 

いわゆる『あなたは日本人だよ!』と教わる出来事があるのです。

 

 

 


ちょっとよく分からないと思いますので、
270日間世界を旅していた僕の実体験を説明すると、

 

カンボジアを旅した時も、
インドネシアを旅した時も、
インドを旅した時も、
フランス、スペイン、ハンガリーブルガリアセルビアなどヨーロッパを旅した時も、


僕を僕本人としてみているより『日本人としてみられる』事がほとんどでした。

 

 

 

ヨーロッパでは、仲良くなった韓国人のおじいちゃんに「君は日本人として、韓国からみた日本の歴史も知っておく必要がある」とおじいちゃんが小さい頃に日本兵が韓国にいた時の話をしてくれました。

 

 

 

他にもインドネシアのバリ島では、

『Japanese?』と聞かれて

「Yes!I'm J apanese」と答えると
『Japanese..wao! Rich man(お金持ち) 』と言われた事もあります。

ですが当時の僕は、家賃含めて1ヶ月2万円〜3万円という生活をしていましたし、当時だいたい1食100円前後の食事をしていたので、僕の友達のインドネシア人には 

インドネシア人と同じ食事だね〜!日本人なのにお金ないね〜。』とよく言われてました笑

むしろ僕の方が『インドネシア人みんなお金持ってるね〜!』と思うくらいの貧困状態だったので笑






 

そして、この時に気づきました。海外で生活している人たちから見た僕は、紛れもなく【日本人】だったのです。

 

当たり前ですが、何をするにも"日本人というフィルター"を通して見られていました。

 


もし、僕が旅してる間にポイ捨てをすれば「日本人はポイ捨てをするんだ」

逆にもし、僕が人助けをすれば「日本人は人助けをする優しい人なんだ」という風にも見られる訳です。

 





 

実は皆さんは気づかない間に、意識もしない間に

人類、アジア人、日本人、男、ビール好き旅人、大学生、看護学生、、などいくつものくくりに所属していたのです。

 

 


以前飲食店のバイトをしていた時は、
お客さんからは「〜店のバイトの子は」と見られました。

 

 


仮にそこで良いサービスを提供すると

お客さんの満足度が上がる

お店の評価が上がる

サービスの良さでお店が評判になる

お客さんが増える

従業員の給料も上がる

みんなやる気アップ

さらに良いサービスを提供できる。

 


逆も同じで

 

 

バイト中に悪いサービスを提供してしまうと

スタッフの評価が下がる

お店の満足度が下がる

お客さんが減る

売り上げ落ちる

スタッフの給料も上がらない、もしくは下がる

スタッフのやる気も無くなる

サービスの質も落ちる

お客さんはもっと減る

となってしまいます。

 

 

 

自分が何かをしたことによって、知らず知らずの内に誰かに影響を与えています。そして周りの人も評価が落ちる可能性もあります。

 

相手の見方によっても変わりますが、自分がマイナスな行動をすればするほど、自分の手に届かない範囲でいろんな影響が出てくる可能性もあるんですね。

 

 

 

それの例として、年齢や老若男女問わず大人気の全国にチェーン『マクドナルド』

 

とあるマクドナルドにおいて、〇〇大学の生徒のマナーが思わしくないとしてその大学の学生の入店禁止を決定した事例がありました。(https://www.google.co.jp/amp/s/rocketnews24.com/2012/01/18/173375/amp/)

 

その原因は〇〇大学生がレポート作成や試験勉強のため店内に長時間滞在し、他のお客様の迷惑になっていた事。そして〇〇学生が飲食物の持ち込みをし、店内で飲食をするという迷惑行為を行なっていた事の2点だったそうです。

 


〇〇大学のある"一部の生徒"がこういう行為を行ったことによって、〇〇大学の"全生徒"が入店禁止になったのです。

 

 

大多数の学生よりも、少数の迷惑行為を行なった学生がいたという事実から、その大学の学生はみんな利用出来なくなりました。

 

 

 

この事実に対してどうですか?

 

 

 

「自分の行動によって、隣の人が蔑まれる」って嫌じゃないですか?


逆に「自分の行動によって、隣の人も自分も褒められる」って嬉しくないですか?

 

 これら代表意識を持つことで、どちらか自分で決めれるとしたら持っていた方が良くないですか?