旅の先にあるもの。
この前は、過去の出来事は感謝に値するという記事を書きました。
(http://sea1721good214.hatenadiary.jp/entry/2017/05/03/085847)
「ブログを読んだよ」と感想を直接連絡して下さる方がいて、僕は感無量でした。そして支援して下さる方までいらっしゃって、改めて人に支えられていると実感した次第で御座います。
過去の蓋をした嫌な出来事と向き合う事は、
フルマラソン完走するより(完走経験有)
トライアスロン完走するより(完走経験有)
バレーの部活より
(中学校全国ベスト8、九州トップ3位)
時給100円、200円、300円で働くより
(いずれも経験有り)
とても辛く楽しい時間でした。
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前回は、
過去の出来事について振り返ったので、
今回は「未来の事」について考えます。
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僕は今、世界を旅していますが、
【旅した先に何があるのだろうか?】
これは、僕の旅のコンセプトが
「旅を旅だけで終わらせない。
旅を楽しいだけで終わらせない」ですので、
旅の先にあるものを想像してみます。
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世界を回っていると様々な出会いや感動があります。そこでの感動や経験に浸り、無我夢中でその瞬間を生きます。
その時は、
《今》にフォーカスが当たり、
《未来に何があるのだろう?》という問いは、少し落ち着いた時しか考えれないと思います。
だから、バリ島で落ち着いた生活をしている今、その問いを存分に深めたいと思います。
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では、
【僕の旅した先に何があるのだろうか?】
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《目的がないのが旅だ》
《旅して何かが変わる気がする》
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これらの意見、全部素敵だと思います。
正直旅で得たものに関しては、
人それぞれなので、全て良いと思います。
間違いや正解は無い、という前提で話を進めていきます。
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僕は色んな国の暮らしを体感しながら、
1カ国1ヶ月以上滞在して、世界を旅しています。
そして今『この旅した先には何があるんだ?』
という問いを考えてる時に、
1つ腑に落ちた言葉があります。
それは、
【許容と多様性】
僕は旅を通して、
《許容と多様性》を身につけれると思っています。
その結果、
心のキャパシティが広がり、
これからの人生においても、
多少の事は「大丈夫」対応可能となってきます。
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◎それでは、これからの人生にまで影響を及ぼしてくれる《許容と多様性》について説明をしていきます◎
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まずは、許容についてです。
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【許容】
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率直に、世界の旅をすると、
自分の許容できる範囲が広がります。
なぜならば、
「日本での生活」と「海外での生活」にギャップが生じます。そしてそれは、僕の許容できる範囲に変わるからです。
(お互いの国の常識が違うので、ギャップが生じるのは、当たり前ですよね。)
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僕は海外の生活で、ギャップを感じた範囲まで対応可能になります。
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例えば、
インドを旅した時の話です。
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僕は、電車を待っていました。
到着予定時間になっても、電車は来ません。
「乗り場間違えて、電車は行ってしまったのか?」と思い、駅員さんに確認します。
すると、駅員さん曰く「まだ来ない」とのこと。
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待つこと2時間。
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電車の到着ホームが、直前で変更になり、
みんな走り出します。
そして、やっとの思いで電車が到着です。
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これが《インドの普通》です。
電車を待つ
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2時間遅れる
↓
到着直前で乗り場が変更になる
その時は、
2時間という時間はとても長く感じ、
直前で到着ホームの変更は、驚きでした。
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《日本ではどうでしょう?》
電車が定時通りに来る事が当たり前。
(遅れて数分)
2時間も遅れる事など、まずあり得ませんね。
直前でのホーム変更も、ほぼあり得ません。
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この出来事は、
日本で生活していた僕からすると、
「まじか」とギャップを感じる訳です。
ですが、
この「まじか」と思うギャップこそが、
僕の許容範囲が広げてくれる訳です。
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(日本)
電車が時間通りに来て当たり前。
(インド)
普通に2時間遅れる。
乗り場が急に変更もする。
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これを何回も体験した事によって、
◎何時間も電車が遅れる
◎急に到着ホームが変更になる
この事を許容できるようになりました。
そうなると日本に帰った時、
電車の遅れやホームの変更に、
イライラする事はないでしょう。
▶︎インドでの経験が、
僕の許容範囲を広げてくれたのです。
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この事は、電車だけに限らず、
人との価値観、文化、宗教、食べ物、
日常生活の全てにおいて、
僕が持っていた
《日本の許容範囲》から
《海外の許容範囲》へと幅が広がります。
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その結果、どんな出来事に対しても、
「大丈夫。おっけい。」と許せるようになりました。
▶︎日本に帰った時も、多少の事ではイライラする事はないと思います。
これが、旅をして学べた【許容】についての説明でした。
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次に、【多様性】について説明します。
※許容とも繋がる部分があると思います。
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先ほど説明した旅をしていて、
《日本とのギャップ》を感じる部分。
▶︎これが多様性を身につける入り口になります。(正直世界を旅してると、日本とのギャップを感じる事ばかりですが。笑)
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例えば、食事についてです。
インドネシアやインドでご飯を食べる時、
素手で食べることが多いです。
フィリピンでは、スプーンとフォークで食べます。
そして、これから旅するフランスでは、
ピザをナイフとフォークで食べることになるのでしょう。(お金があればの話です笑)
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だから僕は、
ご飯を素手でも食べれますし、
フォークとスプーンでも食べれます。
そしてピザは、
フォークとナイフで食べることになるのでしょう。(ピザ食べたい。)
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食事1つだけみても、その国のマナーや習慣があります。
▶︎その国のマナーを学び
▶︎現地の人と一緒に体感し
▶︎その国のルールで生活する。
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これこそが【多様性】への入り口になります。
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他にも例を挙げるならば、お風呂です。
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日本では、温かいシャワーが出て、浴槽がある生活に慣れていました。
しかし世界を旅して、
フィリピンやカンボジアでは、
井戸で水を引いて水浴びしたり、蛇口から出した水を桶に貯め、それで水浴びしたりする。
インドでも、桶に水を貯めて身体を洗います。でも、水がヌルヌルしていて、なかなか苦労しました。
(もちろん、温かいシャワーとはここ数ヵ月無縁です。浴槽は夢のまた夢です。)
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◎井戸で水を汲んで水浴び。
◎桶に水を溜めて水浴び。(時にヌルヌル)
これらを体験をした事で、
その生活にも対応できる様になりました。
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▶︎その結果、
日本の生活の時に気づけなかった、
日本の幸せに気づける様になり、
これらの生活でいちいちショックは感じる事はないでしょう。
(水に関しては、あるだけで有難いです)
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インドで生活する僕は、
インドの当たり前で生き、
インドネシアで生活する僕は、
インドネシアの当たり前で生きます。
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今まで旅した国のフィリピン、カンボジア、タイ、インド、インドネシアの当たり前が、
僕の『多様性を認める力』を養ってくれました。
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このように、世界を旅する事で
【許容と多様性】を身につける事ができます。
そして、これからも旅を続けるので、
僕の許容できる範囲や対応できる幅は、
どんどん広がっていくと思います。
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『旅は人生を豊かにしてくれる。』という言葉もありますが、まさにその通りだと思います。
日本に帰った時、今までストレスを感じていた出来事に対しても、落ち着いて対応ができます。
それは海外で感じたギャップが、僕の心のキャパシティを広げてくれたからです。
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どんどん旅をして、自分を広げてゆきたい。
そして、それを身近な人達に還元できる存在でありたいですね。
以上、旅した先にある【許容と多様性】の話でした。
たっくん
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