毎日がプロローグ

✳︎はみだした日常✳︎ 日常と非日常の狭間で、感性が研ぎ澄まされてゆく物語。

認めることが第一歩。

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僕は今世界を旅しています。

その世界の旅では、沢山の出来事に出会います。


例えば
・家族と生活できない子供
・手足がなく、物乞いするしか術がない人
・今にも壊れそうなバスが走っている状況
・常に車間距離1メートルの車やバイク
・警察官がお金をお金を巻き上げる姿
・濁った水で水浴びしている人

 

これらは旅している今、日常的に僕の目の前で起こる出来事です。

 

日本ではなかなか見る事のない光景の数々ですよね。
でも、旅を続けるという事はこれからも、こういった沢山の出来事に出会っていくのだと思います。

 

 

 


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もし、
上の例のような出来事が実際に起こった時、

「皆さんはどのように感じ、
どのように行動するでしょうか?」

 



 



今にも壊れそうなバスが走っていて、それに乗りますか?

物乞いの子供達が来たら、どうしますか?

警察からお金を要求されたら、どうしますか?

 



 



今回僕がお伝えしたいのは、
『◯◯が起こったら、△△すべき。』
『◯◯が起こったら、△△した方がいい。』


という解決策ではありません。

 



何故ならば、人はそれぞれ物事に対しての感じ方や行動が異なってくるからです。

 



 



あくまで今回ご紹介するのは、

 

 

 

 


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常に大切にしている
【全てに共通する意識】です。

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この意識は旅だけに関わらず、
日本の日常生活においても活用できます。

 

そして、活用することで自分の可能性がどんどん広がっていきます。

 



 



では、説明していきますね。


僕が
『常に大切にしている意識』というのは、

 

 

 

 

 

 


【認めること】です。

 

 

 

 

 


世界を旅している僕という存在は、
現地に住んでいる人からすると外国人です。

 国によって文化や人種が異なる以上、

彼らの『当たり前』と僕の持っている『当たり前』は違ってきます。

※前の記事で「当たり前のギャップ」が、許容と多様性を養う話はしました。(http://sea1721good214.hatenadiary.jp/entry/2017/05/05/195917)

 

そして『当たり前』の違いは、必然的に感じるものであり、その違いを認めることを大切にしています。

 

そうする事で、
◎俯瞰して物事を見る事ができ、冷静な対応に繋がる。


◎相手の自己肯定感を高め、話が広がりやすい。


◎自分の許容範囲を広げる。

 

これら全ての入り口になってきます。

 



 



例えばこの前、
バリ島でバイクを借り、道を走行していた時の事です。
僕は、二車線ある左側をバイクで走行していました。


周りを見渡すと、
すぐ右前にはバイク。
すぐ隣にもバイク。
すぐ右後ろにもバイク。
すぐ後ろにもバイク。

 

気づけば、半径1メートルの僕の周囲は、バイクで埋め尽くされていました。日本の交通事情に慣れていた僕からすると、この状況にはびっくりです。

 

ですが、現地の人からすると当たり前の事なので、みんな普通に運転してます。

 

その時に僕は、
『そうなんだね』と思いました。

 



 



他にも、僕はどこの国に行っても現地の人の家に遊びに行きます。
※ある程度の信頼関係を築かなければ、行きません。

 

例えば、
カンボジアの友達の家に遊びに行った時の事です。

友達に「おいでよ!」と案内された家は、日本では到底想像できない家でした。

 

そこで友達家族は当たり前のように暮らしていたのです。

 

その時に僕は、
『そうなんだね』と思いました。

 



 



他にも、バリ島の人と話してる時によく耳にする言葉があります。

 

それは、

「日本人はシャイだよね。」
「日本人は冷たいよね。」という言葉です。

 

これは、日本人は恥ずかしがって挨拶や笑顔を交わしたりしないから言われていると思うのですが、


これを聞いた時僕は、
『そうなんだね』と思いました。

 



 




これらの出来事に対して、
共通する僕の意識としては、

 

 

 

 

 

 

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『そうなんだね』と
【認めること】です。

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そして、さらに重要な事は

 

 

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自分で都合のいいように解釈しないこと。
ありのままを認めてあげること。

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目の前にある現状や、相手が話してくれた事は、その国の文化的背景や、今までの経験から生まれてくるものだと思います。


それに対して僕は、
「なんでだよ、可笑しいじゃん。」
と第一声から突っかかる事はしません。
※身の危険を感じる時は別です。

 



 



これは日本にいる時も同じです。


僕は誰かの言葉に対して、
第一声から「え、なんでだよ。」と言う事はありません。


まずは『そうなんだね』と、相手の意見を受けとめます。


なぜなら、【認めること】が全ての入り口になると知っているからです。 

 

都合のいいように解釈しない。
ありのままを認めてあげる。

 



 



もし、目の前の現状や相手の言葉に対して批判から入ったとしても、それは自分の中の価値観でしかありません。


もし、現状や相手の言葉に対して「えー、なんでだよ!」と批判から入れば、相手の国の文化や価値観を否定することにもなりかねません。

初めから否定されて、その後いい循環になることは多くはないと思います。

 

かと言って、僕は「自分の意見を言わない」と述べている訳ではありません。


まずは、認めることが
全ての入り口となるんです。

 

 


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例えば、
バリ島でバイクを走らせている時も、車間距離のない現状を認め、それに応じた運転をします。

▶︎俯瞰して物事を見る事ができ、冷静な対応に繋がります。

 

例えば、
カンボジアの友達の家を訪問した時も、彼らの生活の当たり前を認め、彼らの価値観をより取り入れる事ができます。

▶︎相手の自己肯定感を高め、話が広がりやすくなります。

 

例えば、
外国人から「日本人は冷たいよね」と言われた時も、その意見を認めた上で返答をします。

▶︎自分の許容範囲を広げるきっかけになります。

 

 


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そして認めることは、

 

 

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現状や相手においての外的なものだけでなく《自分に対しても大切》になります。

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自分を認めてあげることで、自分の良さや苦手な部分がより理解できるようになります。

 

もし、苦手な部分を認めなければ、

「これは僕苦手だよー」とヘルプさえ求めれません。

 

それよりも、
「僕は〇〇が出来るけど、△△は苦手なんだ。誰か△△できる人はいないかな?」と声をあげます。

 

すると、
△△できる人が助けてくれる可能性があり、自分のできない事は、その人を介して出来るようになる訳です。

 

もちろん人には得意不得意があり、誰しもが苦手な部分を持っています。しかしそれは、声に出さないと相手は分かりません。

 

苦手な部分を声に出すことで、誰かが助けてくれる可能性があります。

 

結果的に、
できない事を認めるのと、できない事を認めないまま進むのとでは、できる範囲は変わってきます。

 

そう考えると、できない自分を認めて声をあげれる方が良い気がしませんか?


前の記事でもあげたように、自分の過去を認めることが出来れば、過去から力をもらうこともできます。

 


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【認めること】

これは、全ての出来事の大切な入り口になります。そして、自分の許容できる範囲が大きくなり、可能性がどんどん広がっていきます。

 

だから僕は、これからもこの意識を大切に旅を進めていきたいと思います。

 

これから色んな世界の当たり前に出会えるのが楽しみです。

 

 

たっくん

 

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